プロキシサーバー

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プロキシサーバーとは、社内ネットワークのクライアントコンピュータに代わつて外部のネットワークと通信を行う、代理サーバーのことです。プロシキサーバーの代理アクセスにより、セキュリティの強度を高めます。

webパフォーマンスを向上させるキャッシュ機能

プロキシサーバーは、本来的には社内ネットワーク内のコンピュータからの外部へのアクセス要求を受け付けて、その作業を代行する役割を果たすものですが、もうひとつの重要な役割にキャッシュ機能(webキャッシング)があります。
プロキシサーバーを経由してインターネットのサイトにアクセスすると、キャッシュ機能によって、そのwebコンテンツがプロキシサーバーのローカルキャッシュに保存されます。ほかのエンドユーザーが同じサイトへのアクセスを希望した場合、すでにローカルキャッシュに保存されているwebコンテンツが自動的に読み出され、インターネットを経由することなくコンテンツを見ることができます。これによって、大量のアクセスが発生した場合でも高い可用性を実現できます。

プロキシサーバーとファイアウォール

プロキシサーバーは、社内ネットワークと外部のインターネットとの橋渡しをするプロダクツです。最近では、ファイアウォールクラスの高いセキュリティを提供するものが登場しています。たとえば、代表的なプロキシサーバーであるマイクロソフト社の「MicroSOft Proxy Server」では、社内ネットワークに出入りするすべてのトラフィックを監視して、許された経路をはずれた異常なパケットを取り除くパットフィルタリングのほかに、社内ネットワークで使用しているネットワークアドレスを外部から隠蔽したり、マルチレイヤーセキュリティを実現しています。
また、誰がどのようなインターネットサービスを利用できるのかというユーザーごとのアクセス権の設定や、特定のサイトへのアクセスを禁止したり、モニターできるコンテンツフィルタとしての機能を備えたプロキシサーバーもあります。

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